顧客ニーズを逃さないCX向上で顧客満足度を可視化するためのポイント4つ

 公開日:2024年1月25日

 

企業価値を高めるために、欠かせないのがCXです。

CX向上に向けた取り組みを、一歩ずつ進めていきましょう。

CX向上とその可視化について、さらにCX向上に役立つOne to Oneマーケティングについて解説します。

 

目 次

  • CX向上とは(One to Oneマーケティング)
  • One to Oneマーケティングのメリット4つ
  • まとめ

 

CX向上とは(One to Oneマーケティング)

 

CXとは、カスタマーエクスペリエンスを示す言葉です。

商品やサービスを利用した際の顧客側の経験・体験を意味していて、CX向上がマーケティングの鍵となります。

商品やサービスの選定・購入・利用といった、すべての過程における経験が、カスタマーエクスペリエンスです。

CX向上のためには、単純に「いい商品を販売する」だけでは不十分で、以下のようなさまざまな経験がポイントとなります。

 

・商品選定時に丁寧な案内をしてもらえた

・自分にぴったりの商品やサービスをおすすめしてもらえた

・購入後の疑問にもしっかりと答えてもらえた

 

こうした経験の、どこにどんな感情を抱いているのかは、人によって異なるでしょう。

マーケティングの方向性を決定づけるためには、CXの可視化によって、情報を明らかにする必要があります。

 

CX向上すれば、顧客は「商品」だけではなく、「販売元企業」のファンになります。

リピーターとして、再度利用してもらえるでしょう。

また同じような商品・サービスを扱う別企業があっても、CXによって差別化が図れます。

「この会社の○○が好きだから」という理由で選んでもらえるようになれば、ライバルに負けるリスクも低下できるでしょう。

 

このように、これから先のビジネスで成功を収めるための鍵となるCX向上。

そのために効果を発揮してくれるのが、One to Oneマーケティングです。

 

これまでのマーケティング手法は、企業から多人数の消費者に向けて、一斉にアプローチするものでした。

大々的にテレビコマーシャルを流したり、商品の案内資料を配布したり…。

しかしスマートフォンが普及し、誰もが手元で「自分にとって必要な情報だけ」を入手できるようになった今、一方的に押し付けられるだけの広告に興味を惹かれない方も増えてきています。

情報の入手方法が多様化している今だからこそ、顧客それぞれに合わせた形でのマーケティングが可能となっています。

One to Oneマーケティングで個々に合ったアプローチを行うことで、CX向上、そしてその先の売上アップ・リピーター獲得につなげていけるでしょう。

 

 

One to Oneマーケティングのメリット4つ

 

 

CX向上のために、ぜひ取り入れたいOne to Oneマーケティング。

そのメリットを4つ紹介します。

 

★多様化するニーズに対応できる

誰もが気軽にさまざまな情報を入手できるようになった今、個々のニーズは多様化しています。

One to Oneマーケティングなら、多様化する価値観にも容易に対応できるでしょう。

各消費者の好みに合わせて、それぞれに応じた商品をおすすめすることが可能です。

個々のニーズに対応できれば、成約率アップにつなげやすくなるでしょう。

 

★コストパフォーマンスに優れている

大衆に向けて大規模かつ効果的なプロモーションを行うためには、莫大なコストがかかっていました。

一方で、個々に向けたOne to Oneマーケティングなら、派手な演出は必要ありません。

低コストでも効率よくアプローチできます。

 

★プロモーションにかかる手間や時間を削減できる

大衆に向けた大規模プロモーションにかかるのは、コストだけではありません。

コマーシャルを撮影するのにも、販促用の広告を印刷するのにも、手間がかかってしまいます。

販促用のアイテムを準備して実際に使用するまでには、それなりの時間もかかってしまうでしょう。

One to Oneマーケティングなら、手間も時間も最小限にしつつ、それぞれの趣味嗜好に合った効率の良いプロモーションを展開できます。

 

★顧客側から嫌われにくい

企業側からのアプローチのすべてが、顧客にとって好ましいものとは限りません。

価値観が多様化する時代、いわゆる「大衆受け」を狙うのは、以前よりも難しくなっていると言えるでしょう。

大規模なプロモーションを繰り返し実施すれば、それに対してネガティブな印象を抱く人も出てきます。

 

一方で、One to Oneマーケティングは、個々の趣味嗜好に沿った形で、商品やサービスの宣伝ができます。

顧客側から嫌われにくいため、「プロモーションがきっかけで顧客から反感を買ってしまった…」なんて失敗リスクを低減できるでしょう。

 

 

まとめ

 

CX向上のために欠かせないOne to Oneマーケティング。

One to Oneマーケティングを実践する上で重要なのは、顧客に関するデータです。

必要なデータを効率よく収集していくためには、適切なツール選びも必須となるでしょう。

 

株式会社InfoDeliverが提供する「COMITX」は、お客様と一緒に創り上げていく「共創型」の支援サービスです。

One to Oneマーケティングに必要なデータの可視化も可能になりますから、ぜひお役立てください。

低コストでも、徹底して顧客ニーズに応えることこそが、COMITXの理念です。

CX向上に向けたサポートも、私どもにお任せください。

 

記事監修者

渡邉 大介

InfoDeliver COMIT HR事業ユニット
渡邉 大介(Daisuke Watanabe)

大学卒業後、大手新聞社、IT企業にて20数年間、人事・総務部門で給与計算、労務管理、社会保険など幅広く勤務してきました。人事業務のアウトソーシング導入・運用のプロジェクトマネジャーとして、企業様の課題解決に注力いたします。これまで培った知識と経験を活かし、皆さんに様々な情報をお伝えしていきたいと思います。

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